50歳のときの宣言
50歳になったとき、外国にひとりで行くと宣言した。
以前だったら、無理!絶対に叶うわけないと思っていた。
家族が許してくれるわけないし、お金もないし。
英語もできないし、
そんなことができるのは、特別な人。
自分にできるはずがない。
でも、
「いつか海外に旅行に行きたいなぁ」
「身軽に、ふらっと行けたらどんなにいいだろう」
「行きたいなぁ」
「行きたい」
「行く」
「絶対に行く!」
と決めたら・・・。居ても立っても居られなくなった。
今行かなかったら、きっと一生夢で終わってしまう。
娘たちも、思春期にはいろいろとやらかしてくれたけど(?)
早めに自立してくれて、
「いいんじゃない、お母さんも好きなことすれば」と応援してくれた。
絶対反対すると思っていた夫も、案外すんなりと許してくれて
今では快く送り出してくれる。
姑にとっては、理解不能みだいだったけど(^^;)
今は、情報はインターネットで集めることができる。
ツアーのひとり参加は割高なので、ネットから航空券やホテルを予約している。
さすがに若者のように、ゲストハウスで相部屋ってわけにはいかないので
(バックパッカーに憧れていたけど)贅沢な旅を求めているわけではないから
そこそこ小綺麗なホテルだったら十分満足。
言葉の壁も、なるようになる。
海外に出て気づいたこと。
皆さん、とても親切。旅行者だからか日本人だからか、
または私が今まで単に運がよかっただけなのかもしれないけれど。
でもこれだけは確かだ。
あのとき、6年前、勇気を出して言ってよかった。