10.ミュンヘン、レジデンツ
旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮。
400年以上にわたって増改築を重ねてきたということで、広大、豪華絢爛、めまいがするような部屋が目白押しでした。
宝物館もあったのですが、博物館のみで入場料7ユーロです。
ミュンヘンのレジデンツといえばアンティクヴァリウムという大ホール。
足を踏み入れたとたん、息を呑む光景でした。
天井にはフレスコ画、壁一面には古代の彫刻が並んでいます。
日本の展示物もありました。伊万里焼と柿右衛門です。
異国で頑張っているんだね、と思うと誇らしくなります。
かなり広いです。
歴代の王の部屋、女王の部屋、仕事部屋、着替える部屋、寝室etc
これでもか、これでもかというくらい趣向を凝らした、さまざまな様式の部屋が続きます。
いかにバイエルンが栄えていて、権力を持っていたかがわかります。
・・・が、途中で疲れてきました。
凡人の私は、あまりの贅沢さ、豪華さの毒気に当てられたようです。
ぐったりとしたまま、レジデンスを後にしました。