16.タリン日帰りトリップ
↑タリンの街の風景
ヘルシンキ2日目の今日は、豪華客船に乗って隣の国エストニアのタリンへ日帰り。観光をします。
まずトラムに乗って、ヘルシンキ港へ行きます。
2日間(48時間)乗り放題チケット 12ユーロです。キオスクで買いました。
このカードタイプのチケットの利用開始は、購入したときからではなく、交通機関で利用したときから有効になります。
ヘルシンキ市交通局のバス、メトロ、トラム、近郊電車、スオメンリンナ行きのフェリーまで使えるので大変お得です。
ただし、空港へは使えません。
ホテルから、トラムで40分ほどで港に着きました。
タリンへは、タリンクシリヤラインで2時間ほどの船旅です。
乗船にはパスポートが必要です。
10時半出発ですが、10時10分までに手続きをします。
なんと9階まであります。
揺れはほとんどありません。
寒くて風が強かったため、甲板には出ませんでした。
一番見晴らしがいい席です。
船内にはバーやカフェテリアも併設しています。
船内には免税店やスーパー、レストラン等あります。
ほかにも、個室や、会議室などもあります。
タリンはヘルシンキよりも税金が安いので、お酒を何箱もまとめ買いしている人も多いです。
12時半、タリンの港に着きました。
出口に向かいます。
バルト三国に数えられる小さな国エストニアの首都タリン。
入国です!
美しい・・・の一言です。
街を歩きます。
建物の色も、窓も屋根もこじゃれていて、いかにもヨーロッパという感じです。
旧市街地を歩きます。
街並みそのものが世界遺産というのもうなずけます。
聖母マリア大聖堂。
地元では「トーム教会」と呼ばれているそうです。
タリンで一番高い聖オレフ教会の塔を上ります。
石でできた螺旋階段。
狭くて急です。
足元が石でつるつるすべるので、綱から手が離せません。
踊り場もほとんどなくて、すれ違うときは大変です。
それにしても、結構きついです。
ぜいぜい言いながら、娘の後を追いかけます。
やっと頂上に着きました。
塔の上から見るタリン旧市街地。
赤い三角屋根が特徴的です。
あてもなく歩きます。
路地が入り組んでいて、歩くたびに新しい発見があります。
ランチは、前夜チェックしていたスープのおいしいお店、ボガポットで。
外のパラソルの下で食べている人も多かったのですが、日本人の特性(?)で
暗いところに行ってしまいます。
2階の屋根裏のようなところで、雰囲気はなかなかいい感じ。
まずはビール。
なんか懐かしい陶器のジョッキです。
娘の頼んだ赤ワイン。
日本の古代の杯みたい。
シーフードスープを頼みました。
手前の黒いのはパンです。
ろうそくも灯っていて、昼間というのにムード満点です。
昼食後、また街を歩きます。
地図もなく、行き当たりばったり。
路地に入ったり、引き返したり。
城壁です。
帝政ロシア時代の権威の象徴、アレクサンダー・ネフスキー大聖堂。
天気も良く、本当にいい旅になりました。
帰りの時間が迫ってきました。
名残惜しかったけれど、急いで港に向かいます。
帰りの船が待っています。
緑の船、16時半出航です。
ヘルシンキに戻ります。