1.乳癌結果待ち。でもバリ島行く!
2015年9月、テレビでは北斗さんが乳癌になったというニュースが駆け巡っていた。
「乳癌は早期発見が大事!」
そうか。そういえば50歳の時に検診受けて以来、5年間行っていないし(汗)
特に自覚症状もなかったけれど、いちおう安心のため申し込みをした。
予約殺到ということで、実際に検診が受けられたのは12月だった。
ちょうどそのころ、4月から新社会人になる娘が、バリ島に放浪の旅をすると
言い出した。2月中旬から3月中旬までのほぼ1か月間。
いいなぁ、それじゃあ私も!ということで現地集合、現地解散の1週間のバリ島旅行を計画。急なことなので時間がない。
フライトを決めて、ホテルを決めて、スケジュールをたてて。
ああ楽しいなぁ。
年が明けて、病院から再検査の書類が来たけど、早く飛行機予約しないと
どんどん値段が上がっていく~。
このためにせっせと貯めていた陸マイル(WAONカード大活躍)
いつものようにJALのHPからポチ。
#安いプランだからキャンセル料は返ってこない。
ちなみにこの時期、次女が3人目の子の出産で里帰り中。
なんやかんやで慌しい年の瀬だった。
さて、乳癌検査。
正月休みが終わり、次女も3人の子を引き連れてアパートに帰った。
ホッとする間もなく、紹介状を持って、大きな病院へ。
2月の下旬にバリ旅行に行くんだから、早く終わらせてしまわなくっちゃ。
再度マンモグラフィ、超音波検診(エコー)と同じメニューをこなす。
で、最後に診察室で問診、触診のあと、
先生がレントゲン見ながら、ぼそっと言った。
「アイアイさん、なんかね怪しいのが映っているんだよね・・・。
5mmほどなんだけどね」
私、ぽか〜ん。
この先生、なんかとぼけた感じ(ごめんなさい!)でも優しくて話しやすい。
まだこのときは、癌と決まったわけではなかったし
5mmなんてよく見つけられるなぁ、なんて思っていた。
「もっと詳しいこと調べたいから、来週もまた来てね」
まさかね、まさか。
バリ島旅行が待っているのに〜。