50歳からの海外ひとり旅★なぜかいつも珍道中⁉★

初めまして。アイアイです。3人の娘、4人の孫がいます。なんとか子育てが終わった50歳から、長年の夢だった海外ひとり旅を始めました。理解してくれている家族に感謝しつつ、ひとり旅に必要な情報やおもしろエピソードなど紹介できればと思います。

3.フランクフルト空港からハイデルベルクへ(2015年ドイツ・フィンランドの旅)

フランクフルトの空港に到着。
さあ、ここからが勝負!

http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/83/31/src_38833108.jpg?1432994238

JALではドイツ鉄道(DB)Rail&Fly(レール&フライ)サービスというのがあり
ハイデルベルクには電車だったら無料で行けたのですが
途中で乗換えがあったり、スーツケースを持っての移動がわずらわしかったので
シャトルバスで向かうことに。

 

http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/83/57/src_38835792.jpg?1432994645

ルフトハンザ エアポートシャトルバスです。
Web上から早目に予約すると50%引きというのがあったので、何度か挑戦してみたものの、どうしても

オンライン決済にすすめず・・・。
日本からは無理だったようです。
メールで予約して当日ドライバーさんに24ユーロ払うことになりました。
9人乗りのバンという情報もありましたが、御覧のように立派なバスで、乗り心地はよかったです。
乗客は少なかったので、9人乗りでも間に合ったとは思います。

バス乗り場はターミナル1にあります。
飛行機の到着したターミナル2から移動して、バス乗り場にたどり着くまでに

4人の人に道を尋ねました(汗)
いつものことですが、先が思いやられます。

 

18時半発のシャトルバスは、1時間ほどでハイデルベルククラウンプラザホテルにつきます。

そこから、予約している「ホレンダーホフホテル」まではタクシーで移動します。
幸い、バスを降りてすぐのところにタクシーが一台止まっていたので
ホテルの名前を書いた紙を見せます。
これも今まで何度か失敗してて、口で言っても通じないことが多かったので、固有名詞はあらかじめプリントアウトしておいて見てもらうようにしています。

http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/83/57/src_38835794.jpg?1432994238

そんなに大きくはないけれど、とても素敵なホテルでした。
フロントの女性は、笑顔で親しみやすく、英語が通じました。
ウェルカムドリンクで、水がいいかアイスティーがいいか聞かれたのでお茶をもらいました。
フロントで立ったままいただきましたが、甘めのお茶で旅の疲れが取れました。

2.成田空港発→フランクフルト

成田空港 JAL 11時45分発
フランクフルトまで12時間のフライト。
期待で胸がいっぱいです。
一人旅なので少々の不安はありますが、そこはあえて考えない!
万一のため海外旅行の保険だけはいつも入ることにしています。

http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/83/31/src_38833104.jpg?1432994238


搭乗までしばしウォッチング。
今回感じたのは、若者の姿が少ないこと。
GW明けのせいかもしれませんが、
50代後半から70代のツアーの方が多いような気がします。
#私は50代半ば。

10人未満のグループで、添乗員さんがついているというパターンが多いようで
あちこちで、「はじめまして、よろしくお願いします」という声が。
女同士のお友達、またはご夫婦での参加が目立ちます。

「私なんて、もう後期高齢者よ〜〜。
海外なんて今しか行けないから、といいながらもう10年たったわ〜〜」という若々しい声を聞いて、
ああ、私もあと20年は行けるかも!と嬉しくなってきました。

http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/83/31/src_38833106.jpg?1432994238


もちろんエコノミークラスです。
子育てが終わって、年1回の海外ひとり旅が楽しみな私。

若いころから、海外に憧れていました。
でも、そのころは1ドル360円(!)の時代。
田舎に住んでいたこともあって女の子が一人で海外なんて、とても許される環境ではありませんでした。

その後、結婚や子育てを経て、やっと夢を叶える環境が整ったのです。
1年間パートでこつこつと貯めたお金です。
エコノミーで充分です。
食事もおいしくいただきます。

1.スケジュール(2015年ドイツ・フィンランドの旅) 

※これはフォートラベルというサイトに載せていたものです。

f:id:aiaikei:20170701084017j:image

実際のひとり旅がどのようなものなのか、参考になればと思います。

ちなみに中学生英語。ドイツ語はわかりません。極度の報告音痴です(*^^*) 

2015年5月

フィンランドヘルシンキに留学中だった三女を訪ねるという口実で

ヨーロッパに行ってきました。

ドイツのハイデルベルクミュンヘンに滞在し、日帰りでオーストリアザルツブルグや、東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったというイノヴァンシュタイン城にも足を延ばしてきました。

 

今回のお楽しみは、ドイツでビールを飲むこととソーセージ、旬の白アスパラガスを食すること。

ちなみにドイツ語はまったくわからません(汗)

「ダンケシェーン」と「ビッケシェーン」を覚えるのが精いっぱい。

ひとり旅は情報収集力が勝負。

半年前から準備を始めました。

 

スケジュール 2015年

 5/11(月)地方空港から羽田空港へ✈     ★成田前泊
.5/12(火)成田空港からフランクフルトへ✈
         ハイデルベルクへ移動(バス) ★ハイデルベルク

.5/13(水)ハイデルベルク街歩き       ★ハイデルベルク

.5/14(木)ミュンヘンへ移動(電車)     ★ミュンヘン

.5/15(金)ミュンヘン街歩き                      ★ミュンヘン

5/16(土)ザルツブルク日帰り(電車)       ★ミュンヘン

5/17(日)イノヴァンシュタイン城(観光バス)★ミュンヘン

5/18(月)ミュンヘン空港からヘルシンキ空港へ✈
        ヘルシンキで娘と合流    ★ヘルシンキ
5/19(火)タリン日帰り旅行         ★ヘルシンキ
       ヘルシンキ空港から成田空港へ✈  ★機内伯
5/21(木) 羽田空港から地方空港✈

 

 

 

 

 

 

 

50歳からの英語の勉強

海外旅行といえば英語。実際は英語通じないところもけっこうあるけれど、

とりあえず、空港やタクシーに乗るとき、道に迷ったとき

ある程度の英語力がないと、厳しい。

 

初の完全ひとり旅はオーストラリアのパースだった。

そこに行けば、日本人がいると思っていた。

でも、実際は8日間の旅行で日本語が話せたのは

初日と最終日、地元の日系の旅行会社でWIFIルーターを借りた時と返した時だけ。

あのときほど、日本語が通じて嬉しかったことはない。

見事に撃沈。

今思えば、本当に無謀だったと思う。

#事前に調べたインターネットの情報では日本人がたくさん住んでいるという

 ことだったが、日本からの直行便がなくなってから事情が変わったようだ。

 

これはまずいぞ、と英会話の勉強を始めたのが50歳の時。

ぐずぐずしている暇はない。

 

海外ひとり旅をするという覚悟

 

私はいつもひとりで海外旅行に行くときに、娘たちに言っている

「今までありがとう。行かせてくれてありがとう。

 お母さんは,今まで幸せだったよ。

 もしお母さんの身に何かあっても、悲しまないでね。

 好きなことをしてるんだから、後悔はないから」

 

かなり自己中心的な物言いだと思う。

残された人たちに迷惑をかけることになるから。

でも、このくらいの気持ちで旅をしている。

もちろん、情報収集をしたり、危機管理はしているつもりだけど

添乗員さんや同行者がいないのに、

このまま道で倒れたり、事故にあったりしたらどうしよう・・・と

考え出したら不安でいっぱいになる。

 

私は昨年、乳ガンになった。

幸い早期発見だったけれど、ガンだと告げられた時に一番最初に思ったのは

家族のありがたさとともに、やりたいことをしておいてよかったという安堵の気持ちだった。

もしこのままどこにも行けないまま、一生を終えるとしたら・・・。

私は後悔をしてもしきれなかったと思う。

 

50歳のときの宣言

50歳になったとき、外国にひとりで行くと宣言した。

以前だったら、無理!絶対に叶うわけないと思っていた。

家族が許してくれるわけないし、お金もないし。

英語もできないし、
そんなことができるのは、特別な人。
自分にできるはずがない。

でも、
「いつか海外に旅行に行きたいなぁ」
「身軽に、ふらっと行けたらどんなにいいだろう」
「行きたいなぁ」
「行きたい」
「行く」
「絶対に行く!」

と決めたら・・・。居ても立っても居られなくなった。

今行かなかったら、きっと一生夢で終わってしまう。

娘たちも、思春期にはいろいろとやらかしてくれたけど(?)

早めに自立してくれて、

「いいんじゃない、お母さんも好きなことすれば」と応援してくれた。

絶対反対すると思っていた夫も、案外すんなりと許してくれて

今では快く送り出してくれる。

姑にとっては、理解不能みだいだったけど(^^;)

 

今は、情報はインターネットで集めることができる。

ツアーのひとり参加は割高なので、ネットから航空券やホテルを予約している。

さすがに若者のように、ゲストハウスで相部屋ってわけにはいかないので

(バックパッカーに憧れていたけど)贅沢な旅を求めているわけではないから

そこそこ小綺麗なホテルだったら十分満足。

 

言葉の壁も、なるようになる。

海外に出て気づいたこと。

皆さん、とても親切。旅行者だからか日本人だからか、

または私が今まで単に運がよかっただけなのかもしれないけれど。

 

でもこれだけは確かだ。

あのとき、6年前、勇気を出して言ってよかった。

 

 

ひとり旅の醍醐味

「どうして一人なの?」
「だんなさんと一緒に行けば?」

とよく聞かれる。

う~ん、なんでだろ?
自分で選択することの気持ちよさ。

たとえば、私はすごい方向音痴。
よく道に迷う。

知らない町を一日に何万歩も歩いたよ~~ということは
日常茶飯事。
#あ、でも暗くなってからは出歩きません。

「この道、どうなっているんだろう?」
「あ、あそこのお店、面白そう」
そんなささやかな冒険、気まぐれの行動がしたいから。

一方で、すごく優柔不断なところがあって
何かひとつ買うにも、迷いに迷ってすごく時間がかかることもある。

だれかに急かされたくない。

何かに迷うという時間の贅沢を楽しみたい。
道に迷って冷や汗かいて、やっとたどり着けた、というのもOK。

今まで、親や夫に頼ったり、子供たちに指図してきた。
娘、妻、母として・・・。
なんかそんなことを全部とっぱらって、
ひとりになる、素の自分に戻るというのが気持ちいいのかも。

もちろん、責任は自分で取ります。