10.ミュンヘン、レジデンツ
旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮。
400年以上にわたって増改築を重ねてきたということで、広大、豪華絢爛、めまいがするような部屋が目白押しでした。
宝物館もあったのですが、博物館のみで入場料7ユーロです。
ミュンヘンのレジデンツといえばアンティクヴァリウムという大ホール。
足を踏み入れたとたん、息を呑む光景でした。
天井にはフレスコ画、壁一面には古代の彫刻が並んでいます。
日本の展示物もありました。伊万里焼と柿右衛門です。
異国で頑張っているんだね、と思うと誇らしくなります。
かなり広いです。
歴代の王の部屋、女王の部屋、仕事部屋、着替える部屋、寝室etc
これでもか、これでもかというくらい趣向を凝らした、さまざまな様式の部屋が続きます。
いかにバイエルンが栄えていて、権力を持っていたかがわかります。
・・・が、途中で疲れてきました。
凡人の私は、あまりの贅沢さ、豪華さの毒気に当てられたようです。
ぐったりとしたまま、レジデンスを後にしました。
9.ミュンヘン街歩き
ミュンヘン一日目。滞在は4日ですが、明日、あさってと近辺に出かけるため、実質ミュンヘン市内の観光に当てられるのは今日一日だけ。
ホテルから中心地までは徒歩10分ほど。
フラウエン教会の二つのタマネギ型の屋根の塔が目印になるので、
しばらく歩くと、新市庁舎に面したマリエン広場に出ます。
このときは雨でしたが、多くの人たちが上を見ながら待っています。
何があるんでしょうか?
この時期は、毎日11:00、12:00、17:00から約10分間、
たまたま11時だったので華麗な踊りと演奏を見ることができました。
ミュンヘンで一番古い教会。美しいです。
地図を見て困っていたら、60代の男性の方に声をかけられました。
なんでも仕事で日本に行ったことがあるとかで、親近感をもたれたようです。
レジデンツまで連れて行ってもらいました。
ドイツ語なまりの英語と、日本語なまりの英語。それでも日本の話や、仕事の話、家族の話と盛り上がりました。
おすすめのお店ということでダルマイヤーを教えてもらいました。
あとで寄ってみるとこにします。
8.ミュンヘンの宿泊先、ホテルエーダー
4日間お世話になる、ホテルエーダー。
リーズナブルで口コミの評価が高かったので選んだところです。
隣はカジノ?っぽかったですが、この通りは比較的静かで安全そうです。
フロントの人が笑顔で迎え入れてくれました。
小さいけれど、居心地のよさそうなところで、ほっとしました。
エレベーターがないと聞いていたので、
事前にできるだけ低層の静かな部屋をリクエストしていました。
フロント奥の部屋が用意してありました。
ハイデルベルクのホテルと比べると狭いですし、景観もなにもありませんが、清潔だし充分です。
今夜の夕食は、ミュンヘン中央駅のパン屋さんで調達したもの。
トマトとモッツァレラチーズのサンド。コーヒーもつけて3.5ユーロくらい。
けっこうボリュームがあったので、これでおなかいっぱい。
明日からの街歩きに備えて、今夜は早めに寝ます。
7.ハイデルベルグからミュンヘンへ電車でGo!
13時過ぎのミュンヘン行きの電車に乗ります。
いったんホテルに帰って荷物を受け取り、タクシーを呼んでもらいました。
駅までチップ込みで13ユーロ。
北側は大きなホテルやデパートがあり、おしゃれな感じでしたが、
南側は雑然としていています。
ホテルを探していたとき、南側のホテルが安かったのでそちらにしたのですが、
こういう理由だったのだ、といまさら納得。
不安な気持ちのままホテルを探します。
6.ハイデルベルグ、哲学の道
5.ハイデルベルグでの食事(2015年ドイツ・フィンランドの旅)
旧市街の中心にあたるマルクト広場です。
後ろに見えるのが聖霊教会で、大きなパラソルの下では市民や観光客がビールを飲んだりお茶したりと、思い思いにくつろいでいます。
おなかがすいてきたので、ホテル横のレストランでランチタイムです。
天気がいいので外の席に座ります。
ところで、日本だったら紫外線は美容の大敵。
帽子をかぶったり、日傘を差したり、長手袋をはめたりと完全防備で紫外線を防ぐのですが・・・。
なぜかドイツの人(ヨーロッパの人?)は日なたを好むんですよね。
パラソルの影があっても、絶対そこには座らないというか、わざわざ日のあたるところを選んでます。
日傘に手袋、帽子姿の日本人の方がおかしいんでしょうね、きっと。
まずはビールを頼みます。
ちょっと小さめかな?大ジョッキでいきたかったのですが
まだ昼だし、眠くなったらまずいので。
私は断然ビール派。というか、お酒はビールしか飲めないので、今回のドイツ行きビールを飲むのを楽しみにしてきました。
メニューをもらっても写真が載っていないのでよくわからず。
ソーセージって、ドイツ語でなんていうのかな?
イケメンの民族衣装を着たお兄さんが、一緒に緒にメニューを探してくれました。
そして出てきたのがこれ。
これです、これ!食べたかったの。
付け合せは、酸っぱいキャベツとマッシュポテト。
腹ごなしにぶらっと街歩き。
小さな街ですが、観光客であふれています。
日本人にはあまり会わなかったような気がするのですが、時間帯によるのかもしれません。
ハイデルベルクは学生の街ということで、若者も多かったです。こんな素敵な街で留学できたらいいでしょうね〜。
これはなんでしょう?
建物の間に紐が通してあって、スニーカーが2足ぶらさげてありました。
学生さんのいたずら??おまじない????
かわいい女性の店員さんに尋ねようと、「ノー、ガス」とか「ピュアウォーター」とかいろいろと言ってみたのですがどうしても通じず。
苦し紛れにジェスチャーつきで「ノー、しゅわしゅわ〜」と言ったところ、
店員さん、ぱっと顔を輝かせて、「ノー、しゅわしゅわね!」と同じジェスチャーをしてくれて、炭酸なしの水を出してくれました。
心が通じた瞬間でした。ダンケシェーン!
手元のメニューには白アスパラガスは載っていなかったのですが、期間限定の特別メニューということで外に張り紙で出しているとのこと。
そういえば、街のあちこちに「白アスパラガス、はじめました!(たぶんそんなニュアンス)の看板が出ていました。
アスパラガスの太さにびっくり。親指くらいの太さがあります。しかも量がすごい!
料理はいたってシンプルで、茹でたアスパラガスにマヨネーズを緩めたようなソースをかけていただきます。
茹でたジャガイモが2個ついています。
こんなにたくさん食べられない、と思ってましたが、完食しました。
店を出たのが8時くらい、外はうっすら暗くなっていましたが治安はよく、ホテルまで10分ほど歩いて帰りました
4.ハイデルベルグ城(2015年ドイツ・フィンランドの旅)
ハイデルベルク2日目です。
時差ボケがなかったので、朝から精力的に歩きます。
朝食は別料金で、種類の豊富なビュッフェ(13ユーロくらい)と、ビジネスブレックファースト(6ユーロ)の2つの種類があります。
前日フロントでどうするか聞かれましたが、軽めのビジネスブレックファーストをお願いしました。
2階(ドイツでは1階)のレストランでいただきます。
ホテルでは外出時には部屋のキーを預けるようになっていました。
毎回預けるのは面倒くさいなと思いましたが、フロントの人に顔を覚えてもらえて、出入りするたびにいろいろと声をかけてもらいました。
こういうちょっとしたコミュニケーションも旅の楽しみのひとつですね。
今日はまずハイデルベルク城に向かいます。
下から見ても迫力があります。
ケーブルカーに乗って、どんどん上がっていきます。
平日にもかかわらず、観光客は多いです。
あちこちでガイドツアーさんを中心に輪ができていました。
皆さん熱心に聞き入っていらっしゃる様子。
お城の歴史や建物の説明などおもしろそうですが、聞き耳を立てるものの英語なので
ほとんど理解できません。
インフォメーションで日本語のオーディオガイドを借りました。
4ユーロです。
お城の地下にある「ドイツ薬事博物館」
大破した火薬塔。破壊された状態のままで公開されています。
お城からみた街並み。
この風景は、時代を経ても変わらず残ってほしいと思います。
壁や家具が木製で、くつろげます。青いチェックのクッションカバーが
このホテルも、外出のときに鍵を預けるシステムです。
そのつどフロントの方と軽い挨拶を交わすが、ひとり旅だと嬉しかったりします。
パン、ジャム、飲み物、シリアル、果物とそれぞれ数種類ずつあっておいしいです。
これとは別に冷蔵ケースがあって、ハム、サラミ、チーズなども数種類ずつあります。
テーブルごとにコーヒーポットがおいてあって、何杯でも飲めます。
腹ごなしも終わり、いよいよ初ミュンヘン、探検に行きます!