50歳からの海外ひとり旅★なぜかいつも珍道中⁉★

初めまして。アイアイです。3人の娘、4人の孫がいます。なんとか子育てが終わった50歳から、長年の夢だった海外ひとり旅を始めました。理解してくれている家族に感謝しつつ、ひとり旅に必要な情報やおもしろエピソードなど紹介できればと思います。

50歳からの英語の勉強

海外旅行といえば英語。実際は英語通じないところもけっこうあるけれど、

とりあえず、空港やタクシーに乗るとき、道に迷ったとき

ある程度の英語力がないと、厳しい。

 

初の完全ひとり旅はオーストラリアのパースだった。

そこに行けば、日本人がいると思っていた。

でも、実際は8日間の旅行で日本語が話せたのは

初日と最終日、地元の日系の旅行会社でWIFIルーターを借りた時と返した時だけ。

あのときほど、日本語が通じて嬉しかったことはない。

見事に撃沈。

今思えば、本当に無謀だったと思う。

#事前に調べたインターネットの情報では日本人がたくさん住んでいるという

 ことだったが、日本からの直行便がなくなってから事情が変わったようだ。

 

これはまずいぞ、と英会話の勉強を始めたのが50歳の時。

ぐずぐずしている暇はない。

 

海外ひとり旅をするという覚悟

 

私はいつもひとりで海外旅行に行くときに、娘たちに言っている

「今までありがとう。行かせてくれてありがとう。

 お母さんは,今まで幸せだったよ。

 もしお母さんの身に何かあっても、悲しまないでね。

 好きなことをしてるんだから、後悔はないから」

 

かなり自己中心的な物言いだと思う。

残された人たちに迷惑をかけることになるから。

でも、このくらいの気持ちで旅をしている。

もちろん、情報収集をしたり、危機管理はしているつもりだけど

添乗員さんや同行者がいないのに、

このまま道で倒れたり、事故にあったりしたらどうしよう・・・と

考え出したら不安でいっぱいになる。

 

私は昨年、乳ガンになった。

幸い早期発見だったけれど、ガンだと告げられた時に一番最初に思ったのは

家族のありがたさとともに、やりたいことをしておいてよかったという安堵の気持ちだった。

もしこのままどこにも行けないまま、一生を終えるとしたら・・・。

私は後悔をしてもしきれなかったと思う。

 

50歳のときの宣言

50歳になったとき、外国にひとりで行くと宣言した。

以前だったら、無理!絶対に叶うわけないと思っていた。

家族が許してくれるわけないし、お金もないし。

英語もできないし、
そんなことができるのは、特別な人。
自分にできるはずがない。

でも、
「いつか海外に旅行に行きたいなぁ」
「身軽に、ふらっと行けたらどんなにいいだろう」
「行きたいなぁ」
「行きたい」
「行く」
「絶対に行く!」

と決めたら・・・。居ても立っても居られなくなった。

今行かなかったら、きっと一生夢で終わってしまう。

娘たちも、思春期にはいろいろとやらかしてくれたけど(?)

早めに自立してくれて、

「いいんじゃない、お母さんも好きなことすれば」と応援してくれた。

絶対反対すると思っていた夫も、案外すんなりと許してくれて

今では快く送り出してくれる。

姑にとっては、理解不能みだいだったけど(^^;)

 

今は、情報はインターネットで集めることができる。

ツアーのひとり参加は割高なので、ネットから航空券やホテルを予約している。

さすがに若者のように、ゲストハウスで相部屋ってわけにはいかないので

(バックパッカーに憧れていたけど)贅沢な旅を求めているわけではないから

そこそこ小綺麗なホテルだったら十分満足。

 

言葉の壁も、なるようになる。

海外に出て気づいたこと。

皆さん、とても親切。旅行者だからか日本人だからか、

または私が今まで単に運がよかっただけなのかもしれないけれど。

 

でもこれだけは確かだ。

あのとき、6年前、勇気を出して言ってよかった。

 

 

ひとり旅の醍醐味

「どうして一人なの?」
「だんなさんと一緒に行けば?」

とよく聞かれる。

う~ん、なんでだろ?
自分で選択することの気持ちよさ。

たとえば、私はすごい方向音痴。
よく道に迷う。

知らない町を一日に何万歩も歩いたよ~~ということは
日常茶飯事。
#あ、でも暗くなってからは出歩きません。

「この道、どうなっているんだろう?」
「あ、あそこのお店、面白そう」
そんなささやかな冒険、気まぐれの行動がしたいから。

一方で、すごく優柔不断なところがあって
何かひとつ買うにも、迷いに迷ってすごく時間がかかることもある。

だれかに急かされたくない。

何かに迷うという時間の贅沢を楽しみたい。
道に迷って冷や汗かいて、やっとたどり着けた、というのもOK。

今まで、親や夫に頼ったり、子供たちに指図してきた。
娘、妻、母として・・・。
なんかそんなことを全部とっぱらって、
ひとりになる、素の自分に戻るというのが気持ちいいのかも。

もちろん、責任は自分で取ります。

ざっくりと自己紹介です

はじめまして!

子育て後の50歳から、海外ひとり旅に目覚め

遅咲きの青春を楽しんでいるアイアイ(現在56歳)です。

まずは、軽く自己紹介など。

1960年(昭和35年)、地方の小さな町に生まれました。
好きなテレビは『兼高かおる世界の旅
外国人に会ったこともなかったし、
まわりには海外に行った人なんていなかったけど・・・。

言葉は違っても、みんな同じように笑うんだ、ということに
子供ながらに感動し、いつしか夢は、「海外へ!」

でも現実は厳しくて、地方のけ短大に進学し、地元で就職。
今では死語らしいけど、当時は女はクリスマスケーキに例えられていて
当たり前のように24才で結婚しました。
#一応、恋愛結婚です(*^^*)

その後、3人の女の子が生まれ、子育てに追われ、嫁姑問題も経験し
なんだか必死で生きてきた。
いろんなことがあったけど、その辺の詳しいことは、こちらのブログで。
#放置状態ですが

明日はきっと来る - 2006年12月11日の記事一覧



そういうわけで、長女、次女、三女とも家を出て自立し
夫との気楽な二人暮らしも早6年目。

私、56歳、4人のおばあちゃんでもあります。
昨年は思いがけなく乳がんが見つかり、手術、抗がん剤治療放射線治療
貴重な体験をさせていただき、ますます生きているうちに!という思いを
強くしているところです。

人生これから!
夫も、娘たちも、(なかばあきれ気味ですが^^;)
「お母さんも、好きなことしたら」と言ってくれ
海外に行けるようになりました。

在宅の仕事で資金を稼ぎ、贅沢な旅はできませんが
インターネットで安いチケットやホテルを探して
中学生並の英語力でなんとか頑張っています。

ひとり旅って、あれこれその土地のことを調べて
計画するだけでもけっこうおもしろいですし、
準備、計画、失敗談も含めて紹介していきます。


特に50代、60代の女性の方が元気になるような
夢いっぱいのブログにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!